小笠原村父島図書室職員解雇事件で、和解したのもつかの間、
小笠原村はことば遊びを始めました。
労働組合と団体交渉するのは、どうしても嫌なのだそうだ…
2013年08月14日小笠原村父島図書室解雇事件和解成立
和解条項の抜粋
1 被申立人は、申立人に対し、平成25年9月末までに、申立人組合
員****に任用辞令が発令されない事情について説明する場を
設け、誠実に説明する。
名古屋管理職ユニオンは、さっそく、団体交渉を申入れ、説明を求めたところ、
画像のとおり回答が帰ってきました。
平成25年8月15日
名古屋管理職ユニオン
代表者 山上博信 様
小笠原村代理人 弁護士 伊東健次
昨日の和解結果について
8月14日付けで、団体交渉の申入書が送信されてきましたが、昨日の和解条
件によれば、小笠原村は、説明会を開催することとなっており、団体交渉を開始
するとはされていません。したがいまして、団体交渉の申し入れは、錯誤に基づ
くものと思慮いたします。
つきましては、田久保が8月28日以降に小笠原村に戻りましたら、早急に説
明会の開催予定をお送りします。
説明会を開催するが、団体交渉の場で説明をするつもりがないという主張です。
しかしながら、和解は、愛知県労働委員会で「小笠原村が団体交渉に応じないこと」が
労働組合法7条2号(使用者の団体交渉応諾義務)違反であるという理由で
救済を求めた手続きでの和解であり、労働組合は団体交渉をする権利があるの
ですから、村がさらに団体交渉を拒否するようではいけません。
労働組合として、村に団体交渉に応じるよう、再度説得をしています。
ことば遊びは止めて、まじめに対応すべきです!