名古屋法務局(名古屋第一合同庁舎)で営業する食堂「サングリア」を
運営するサンフード株式会社(以下「新サ社」。
代表取締役幸島武,同川口誉夫,同松下比朗)と
名古屋管理職ユニオン(代表者山上博信)は,本日午後,第1回団体交渉期日を
開催しました。
サングリアは,従前,同名のサンフード株式会社(以下,「旧サ社」。代表取締役川口誉夫)が
運営していましたが,2011年5月31日に旧サ社給食事業部門を,西洋フード・コンパスグループ株式会社
に事業譲渡し,分割,翌日(2011年6月1日から)新サ社が運営を開始し,現在に至ります。
旧サ社の給食事業以外の事業(外食事業ほか)は,株式会社サンフードシステムとして,
川口誉夫がそのまま代表取締役として留任しました。
外食事業は,鮨飛脚,キャッツカフェ,西郷苑,サンモリッツ,丸源ラーメン,赤から,
コメダ珈琲店などの店舗展開に協力する地元名古屋の大きな企業として残っています。
会社分割の際,旧サ社の債務については,新サ社が免責登記をしていることもあり,
労働者の残業代や従前の雇用契約の問題は,旧サ社と団体交渉しなければなりません。
2012年01月20日サンフードシステム団体交渉期日開催
ただ,川口誉夫は,新サ社の代表取締役として登記しているのですが,
HPで公表されることもなく,本人も
2011年6月1日以降,新サ社に出勤したことがない(本日の団体交渉でその旨説明があった)ことも
あり,川口が新サ社の代表取締役であることは,本人にも自覚がない様子。
2012年1月のサンフードシステムとの団交以降,やっと現行の労働契約に関する
団体交渉にこぎつけた次第です。
そのような次第で,組合員である労働者も代理人弁護士を含む使用者も団体交渉の窓口で
混乱の上,二転三転しており,労務管理においても未だに旧来の労働契約の不適切さが
引き継がれている状況です。
具体的には,午前6時45分出勤,ランチ営業により,休憩がないまま労働が続き,午後5時15分の
退社時刻(実際は,午後6時前)まで拘束時間が続くという問題です。
新サ社は,
イギリスに本部があるグローバル企業のコンパスグループの日本法人である
西洋フード・コンパスグループ株式会社の傘下にあります。
グローバル企業として,法令順守に頑張るのか,個別の労働者は,会社の基準で競争させるのか,
今後の団体交渉の展開が重要です。