名古屋の名門劇場,株式会社御園座および子会社みその事業株式会社(いずれも代表取締役長谷川栄胤)のリストラ事件につき,本日,名古屋管理職ユニオン(代表者山上博信)は,13時から御園座(代理人四橋善美弁護士,取締役宮崎敏明総務人事部長),それぞれ団体交渉を行いました。
朝日新聞の報道を否定後,一転して,中日新聞が「御園座の再開発計画発表は越年−
資金めどたたず」と報じられた(2011年12月23日朝刊)ように,御園座を巡
る情勢は二転三転しています。
本日取り上げられた協議事項の一つ,当直者に対する未払い残業代の精算については,
使用者側が変形労働時間制を超える労働時間に関して使用者の主張する「36協定」
を持参しておらず,すでに御園座事務所は冬休みに入っており,総務人事部長だけで
は書面が提示できないため,空転してしまいました。
もう少し十分な準備をした上で団交に臨むよう要望するところです。