御園座事件第1回調査期日は肩透かし

労働委員会って和解に熱心じゃないんですね!?
と思わず,使用者代理人弁護士から出たセリフ。

10月28日13時30分から,愛知県労働委員会で御園座事件(不当労働行為救済申立事件)の
第1回調査期日が開催されました。

申立人のみならず,被申立人らも,
「御園座としては,適正かつ妥当な和解案には,応じる意向である。(御園座答弁書)」
「そこで弊社(みその事業)と致しましては,公益委員,労働者委員及び使用者委員と
いった第三者が関与する上記不当労働行為救済に関する審査の場において,両氏に
対する未払賃金の問題につき実質的な協議に応ずるものと致したく,その旨連絡致す
次第であります。(みその事業平成23年9月20日付「ご連絡」と題する書面)」
と述べ,本日,労使双方が和解に応じるべく期日に臨みました。

しかし,労働委員会は,来る12月1日の委員改選を理由に,実質的な審理に入らず,
もちろん和解勧試もせず,ただちに次回期日を12月16日(金)14時30分と指定しました。

任期を1ヶ月以上残しての,期日の先延ばしに対し,労使共に肩透かしをくらった感が
残りました。
心証が悪くなりませんか?との意見も聞かれましたが,御園座も早期解決を熱望しており,
本件の進行について,労働委員会の審理のあり方に再考を求めるべく,あえて,
この記事を掲載する次第です。

どうなる「御園座」再開発、3度目の復活に期待名古屋“劇場文化”を次世代へ

御園座、市民会館貸し出しを要請 河村市長「応援する」
 経営再建中の御園座(名古屋市)の長谷川栄胤(よしつぐ)社長が26日、市役所を訪れ、河村たかし市長に、劇場を含む自社ビルの建て替え工事中の代替公演施設として、中京大学文化市民会館(同市中区金山)の長期使用を認めるよう求めた。河村市長は「当然賛成。市民の皆さんに納得してもらわないと」と述べ、支援に前向きな姿勢を示した。

 長谷川社長は、年2回の歌舞伎公演で、同市民会館プルニエホール貸し出しを求める嘆願書を手渡し、「歌舞伎公演を継続して『芸どころ名古屋』の灯を守りたい。協力を願いたい」と要請した。河村市長は「応援させていただく」と応じた。(以下省略)


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