御園座子会社(みその事業)解雇事件団交開催


名古屋の名門劇場,株式会社御園座およびその子会社みその事業株式会社(いずれも代表取締役長谷川栄胤)は,経営難に伴う施設管理部門(対象社員6名)の廃止ならびに外注化が
進んでおり,みその事業については社員(約50名)の全員解雇事件が起きており,
名古屋管理職ユニオン(代表者山上博信)は,両社と団体交渉を継続しているところ
です。

本日13時10分から,御園座において,みその事業株式会社(交渉担当者取締役磯
村幹男,代理人弁護士葛西良亮)と団体交渉が行われました。

御園座側は,みその事業の防災センター担当職員に関し,解雇に対する退職優遇制度

一切示さず(ただし,離職票にはその旨記載していた),0.5ヶ月の解決金の支払
いをもって,
すべての解決をしたいという回答を示しています。
過去記事:2011年05月09日御園座(みその事業)の団交(5/9)


前回団交以降,使用者は,漫然と本日の団交期日を迎えたようで,特段の検討を加え
ず,前回の回答に終始しました。
全員解雇しても何ら再就職のための努力を尽くさず,団交では半月分の給料に相当す
る見舞金では,労働者たちは納得するはずもなく,かえって火に油を注ぐことになっ
てしまいました。
要は,使用者(長谷川栄胤社長および執行部)が人を大事にしないという姿勢が事案
をこじらせているのだと言うことができます。


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